クラフト木楽屋  気楽な活動日誌

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時と

慣れた道具の新しいものを手に入れて、それを使いこなせるようになる為に

修練を続ける者。

 

譲り受けた道具で狙ったことが出来ず、頭を使い工夫し、何とか狙ったことが

できるようにと、作業をする者。

 

道具は異なる、まったく違う。

 

けれど狙ったことを、確実に成し遂げる為には時がいる。

そして、それと同時に工夫がいる。

 

時を経て工夫を続け、そしてある日、狙ったことが狙った通りに

確実に出来るようになる。

その喜びの大きさに値する適当な言葉が、今は思い浮かばない。

 

今、手元にある小さなもの、

そんな小さなものですら、とても作り得なかった時代が間違いなくあった

かつて、確かに。

 

"出来た! "その喜びに値する言葉は何だろう。

静かなようでどこか光り輝くような、そういう気持ちの動きは

確かに、感じられるのだけれど。