クラフト木楽屋  気楽な活動日誌

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突然ですが

ブログを、ホームページ内へ引っ越しを致しました。 ブックマークの変更などをして頂けましたら、幸いです。 今後共、どうぞよろしくお願いします。

あたらしいご縁

"待てば、海路の日和あり" なのでしょうか。 このたび、作品の取り扱いをして頂けることになりました。 お店はこちら、 ネットショップ 木の店 ソボク 素材に限りが有るため、またひとつひとつを手彫りで仕立てているため なかなか数多くものを作り出すこと…

轍の中に

積み重ねて、積み重ねてきたこと。 木を知らず、この道に入ると固く決意をした覚えもなく走り出し、 いつのまにか積み重ねてきた日々。 それなのに、 後ろを振り返れば、決して短くは無い轍が出来ていた。いつのまにか。 轍を見つけ、そして、その轍の中にあ…

時と

慣れた道具の新しいものを手に入れて、それを使いこなせるようになる為に 修練を続ける者。 譲り受けた道具で狙ったことが出来ず、頭を使い工夫し、何とか狙ったことが できるようにと、作業をする者。 道具は異なる、まったく違う。 けれど狙ったことを、確…

幕開け

かくかくしかじかと手元に届いたばかりの刃物のことを 嬉々として語る様子を聞いていたら、ふとおかしくなって笑ってしまった。 産声をあげたばかりの新しい年それも僅か5日目に、 こんなことを語り合っている者たちも、珍しいのではないかと。 そしてホーム…

感謝・御礼

静岡・山梨・埼玉・栃木・長野・茨城・東京・神奈川・長野・静岡、 思えば、今年は各地へ赴き、移動の多い一年になりました。 至らぬこと多々あり、頭を抱えるような反省事項あり、けれど それに気がついたことをまずは良しとし、次期へ改善をしてゆきたいと…

テスト

新作の器のテスト使用をしました。 おそらく一番手強いと思われる、タンニン満載の赤ワインを ぶどうのゴブレット・竹のコップへと注ぐ。 さて、どちらに影響が少ないと思われますか。 片方は問題無し、片方は予想を遥かに超えた、惨敗の結果。 ただ一度のテ…

今年最後の素材調達の予定が決まりました。 最も長くお世話になっている方のところへ伺います。 その予定が決まった矢先の雪の予報。 すぐさまスタッドレスタイヤを装着、準備は万端。 足元は長靴、とは言っても、そんじょそこらの長靴ではなく、 それぞれに…

蝋梅

この冬は暖冬になる、という話を何処かで聞いていました。 本当かも、しれません。 ここよりもかなり北西の地で、既に、蝋梅が咲いているとのこと。 蝋梅、あの色と香りが好きです。 身近に置きたいような、思わぬところで出会える機会を、 楽しみにしておき…

四半世紀

ひとりの力には限界がある、のかもしれません。 手を入れ余分なものを抜き出し、活用を図る。 その作業を繰り返していても、大きな変化は見られません。 けれど、"どうせ・・・"という言葉を味方につけたところで 何も、前進はなく。 自然が伸びゆくものを押…

計り知れず

製作をしたものの、意見を問う。 それに反応があり、意見が来る。 僅か、2行で完了の出来事。 けれど、それから得られるものは、計り知れない。 良し、と そう自らを信じて、製作へ挑む。 作品が完成し、良しと思うこと有り、予想を反することあり、悲喜こも…

改めて・・・

来年以降の出店についての話し会いをしました。開催日程が重なる場合もありますので 全てに赴くことはできません。致し方無し。 様々な事情を熟慮し、行き先を決めて申請をします。 "鬼が笑う"という言葉の由来は何でしょう、何処ぞで鬼が笑っていても 既に…

きっかけ

いつのことだったのか、それをもうまるで思い出すことができない位、以前のこと。 初めて会ったその時に、何がきっかけだったのか、ブドウの木の話になった。 それを入手することが困難だと、そう口にした自分に、その人は そんなことはありませんと、そう言…

兎にも角にも

標高700Mの地へ、素材調達に行ってきました。 確か以前に伺ったお話では、遠くに富士山が見えることもあるという場所。 下界の喧騒の届かない、素晴らしく静かな地。 この地が、心身にもたらす良い影響は計り知れないものがあるのだろうな、と 作業が終わっ…

集合・・・

と呼びかけることすら無く、 淡々と、素材調達の予定が入ったという話をするリーダー。 膨大な量とおぼしき素材へ、どうやら一人で立ち向かおうとする その心の底を図りかね、つい言葉を差し挟み返ってきた言葉は、 一体何と表現をしたら良いものやら、スト…

お裾分け

"木には、こんなにも美しい。"ということがもっと知られるようになれば、 木や山に親しみを持ち、興味が湧くようになる、というのが リーダーの、かねてよりの願い。 本当に美しい木と、思いがけずに出会いました。 たった一本の木を割ったら、出会えた美し…

妖怪の教え

孟宗竹の切り出し。 何度も経験をしているはずのことでも、前回からかなり月日が経ってしまって いたせいか、作業の途中でまさかの"掛かり木"状態となってしまった竹は、 幾つかの思い当たる方法を試してはみたものの、そのままニッチもサッチも 行かなくな…

孟宗竹

孟宗竹を切り出し。もちろん素材としての活用の為。竹林というよりも、ただの藪。 傘を差して美しく歩けるような状態が理想的というのが、竹林管理の ひとつの目安であると、いつか何処かで聞いたことがあるような。 最も太いであろとう思われるものを選び、…

蒔かぬ種は

今年の出店が終わり、どこから見ても"冬眠"としか表現のしようがない様子が 見て取れる我がチームのメンバーたちを横目に "いやいや、ちょっと待ってください"と口には出さず声を上げず、 どうしたものかと思っていたらしい渉外担当者が、とうとう挙手。 無…

分かち合えたら

椿の花びら 季節の移ろう様子に、目を留めるようになった。 まるでそんなことには関心が無いままに、大人を長く生きてしまったというのに 今更その時間を取り戻そうとでもするかのように、自然の移ろいばかりに 目が向くようになってしまった。 これより前に…

引っ越し完了

寒さに耐えかね、予定外の引っ越し。 新しい場所は、明らかに寒さを凌ぐ様子が見て取れます、 とは言うものの、それは植物の話。 寒さに弱い品種の小さな苗を越冬させる為の工夫。 温室に代わるものを設置。そちらへ今日、引っ越しを完了しました。 今はただ…

冬を、進む

ただいま丸太の解体をしています。思いがけない雨と、予期せぬ他の事事に時間が 思うように確保できず苦しい気持ちを抱えつつ、寸暇を見つけては何とか 解体作業を進めています。けれど、丸太の状態はあまり思わしいものではなく、 未だ、活路は見えておりま…

自然の為せる技

虫の仕業でしょうか。 不思議なものをみつけました。自然の為せる技とは到底思えない様相です。 木の枝の両側に角状の幾つもの突起。厚みはありません。 子供の頃に山を駆け回ったことがあるという人には、決して珍しくは 無いものなのでしょうか。 知らなく…

晩秋の徒然

季節柄、落ち葉を目にする機会が多い。それを見て思う。 たった一本の木から落ちる葉のひとつひとつの中に、全く同じものなど ひとつも無いと。全ては、似て非なるもの。 同じひとつの木から派生した葉であっても、こんなにも異なるのだから 同じ人間から生…

惚れてしまった・・・

ぶどうの木は、大変貴重です。 手に入ることは稀。尚且つ、使える丸太も少なく。 更には使える木の中から、使える部位を調達することも大変困難なのです。 実を成らせる役目を終えた木は、大抵、かなり弱っていて傷みが多いこと・ そして、ぶどうの木自体が…

新横綱誕生

今期、2回目の素材調達へ行ってきました。 事前の情報から、"太い・かなり太い"という覚悟はあったものの、 その太さたるや、堂々、"新横綱誕生! "とまるで自ら宣言するような、 見事な太さのぶどう(カイジ)の木。 その重さたるや、僅か5cmの厚みの木っ端で…

お詫び

このたび出店を予定しておりました、"森✖️ART"は、当方都合により、 出店を辞退させて頂きました。 ご来場を予定しておられました皆様には、心よりお詫びを申しあげます。 クラフト木楽屋

御礼

やさとクラフトフェアへ出店をして参りました。 会場近くでは、ぶどうの幟があちこちではためいている様子を見かけ、 この地でも、ぶどうの栽培がなされているらしいということを 遅まきながら知ることとなりました。 ぶどうの木工品に興味を持って下さる方…

製作よもやま話

作ることについて、話す。 木について、話す。 同じ素材を分かち合う仲間。 故に、扱う木も同じ。 他愛の無い話のようで、案外、何処でも出来る話ではなく、 同じ素材を分かちあっているからこそ、伝わる事柄があると そんなあたりまえのことに、気がつく。 …

やさとクラフトフェアへ

やさとクラフトフェアへ、初出店を致します。 11月9日土曜日 10:00~16:00 10日日曜日 9:30~15:00 茨城県石岡市こばな190 会場・旧 有明中学校にて 手彫りの木のマグカップの製作実演披露もします。 お運び戴けましたら、幸いです。