優劣
縁あって、除伐することになった庭木を譲り受けました。
作業は専門家の方が担い、私共は譲り受けるのみ。
木を所望する希望が相手に伝わっていた為か、当初の予定に無かったものも
専門家の方の親切にて、こちらの手に。
この木の名前は、かくかくしかじかと、さすがは専門家。
迷うことのない説明。
教えてもらった名前を記録、後で、その木のことを調べてみました。
名前。そして、その由来。少しばかり好ましく無い由来。
それを人に話したら
"そんなものは人が勝手につけたもの。木、そのものの価値には、
何も関係の無いこと"と。
もしも、自分がその木だったなら、どんなにかうれしく思ったことでしょう。
そうです、確かにそうなのです。
名前が、そのものの価値を決める訳でも、優劣を定めるわけでもなく、
名前に、その言葉の持つ意味に囚われてしまった人の方が、
それを決めてしまう、ただそれだけのこと。
指摘されて良かった、気がつくことができて良かったです。
追記・・・見知らぬ誰かの言葉に惑わされる程、つまらないことは無い。
いつでも自由な心で、自分の好み・決断を最良と思えるように。
そういう風で、ありたい。