クラフト木楽屋  気楽な活動日誌

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2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

蒔かぬ種は

今年の出店が終わり、どこから見ても"冬眠"としか表現のしようがない様子が 見て取れる我がチームのメンバーたちを横目に "いやいや、ちょっと待ってください"と口には出さず声を上げず、 どうしたものかと思っていたらしい渉外担当者が、とうとう挙手。 無…

分かち合えたら

椿の花びら 季節の移ろう様子に、目を留めるようになった。 まるでそんなことには関心が無いままに、大人を長く生きてしまったというのに 今更その時間を取り戻そうとでもするかのように、自然の移ろいばかりに 目が向くようになってしまった。 これより前に…

引っ越し完了

寒さに耐えかね、予定外の引っ越し。 新しい場所は、明らかに寒さを凌ぐ様子が見て取れます、 とは言うものの、それは植物の話。 寒さに弱い品種の小さな苗を越冬させる為の工夫。 温室に代わるものを設置。そちらへ今日、引っ越しを完了しました。 今はただ…

冬を、進む

ただいま丸太の解体をしています。思いがけない雨と、予期せぬ他の事事に時間が 思うように確保できず苦しい気持ちを抱えつつ、寸暇を見つけては何とか 解体作業を進めています。けれど、丸太の状態はあまり思わしいものではなく、 未だ、活路は見えておりま…

自然の為せる技

虫の仕業でしょうか。 不思議なものをみつけました。自然の為せる技とは到底思えない様相です。 木の枝の両側に角状の幾つもの突起。厚みはありません。 子供の頃に山を駆け回ったことがあるという人には、決して珍しくは 無いものなのでしょうか。 知らなく…

晩秋の徒然

季節柄、落ち葉を目にする機会が多い。それを見て思う。 たった一本の木から落ちる葉のひとつひとつの中に、全く同じものなど ひとつも無いと。全ては、似て非なるもの。 同じひとつの木から派生した葉であっても、こんなにも異なるのだから 同じ人間から生…

惚れてしまった・・・

ぶどうの木は、大変貴重です。 手に入ることは稀。尚且つ、使える丸太も少なく。 更には使える木の中から、使える部位を調達することも大変困難なのです。 実を成らせる役目を終えた木は、大抵、かなり弱っていて傷みが多いこと・ そして、ぶどうの木自体が…

新横綱誕生

今期、2回目の素材調達へ行ってきました。 事前の情報から、"太い・かなり太い"という覚悟はあったものの、 その太さたるや、堂々、"新横綱誕生! "とまるで自ら宣言するような、 見事な太さのぶどう(カイジ)の木。 その重さたるや、僅か5cmの厚みの木っ端で…

お詫び

このたび出店を予定しておりました、"森✖️ART"は、当方都合により、 出店を辞退させて頂きました。 ご来場を予定しておられました皆様には、心よりお詫びを申しあげます。 クラフト木楽屋

御礼

やさとクラフトフェアへ出店をして参りました。 会場近くでは、ぶどうの幟があちこちではためいている様子を見かけ、 この地でも、ぶどうの栽培がなされているらしいということを 遅まきながら知ることとなりました。 ぶどうの木工品に興味を持って下さる方…

製作よもやま話

作ることについて、話す。 木について、話す。 同じ素材を分かち合う仲間。 故に、扱う木も同じ。 他愛の無い話のようで、案外、何処でも出来る話ではなく、 同じ素材を分かちあっているからこそ、伝わる事柄があると そんなあたりまえのことに、気がつく。 …

やさとクラフトフェアへ

やさとクラフトフェアへ、初出店を致します。 11月9日土曜日 10:00~16:00 10日日曜日 9:30~15:00 茨城県石岡市こばな190 会場・旧 有明中学校にて 手彫りの木のマグカップの製作実演披露もします。 お運び戴けましたら、幸いです。

ただ、ひたすらに

写真は、切りたてのぶどうの切り口。 切り粉と合わせて、透明なものが見えますでしょうか? 木の状態に応じて、この透明な液体が出るか否か、また多いか否かは、 それぞれに異なりますが、これが、なかなか厄介な代物。 皮の軍手がヌルヌルのドロドロ。洗って…

始まりは・・・

ご挨拶が遅くなりました。 11月2日土曜日は、海のちかくのクラフト市へ出店をして参りました。 開催直後と言っても良い時間に足を止めてくださった方が、 この日一番と言っても過言ではない、作者渾身の作、 "ぶどうの木のゴブレット"に、目を留めてくだ…